出所者情報提供制度は、元受刑者への人権侵害なのか

子供と地域の安全を守りたい 日本にもメーガン法を導入して欲しい



小児性愛者、ペドフィリアによる性犯罪の年間検挙率は1000人以上で
再犯率の高さや前科・前歴は4人に1人とも言われています
また、昨今では児童買春・児童ポルノなどに関わる犯罪が
横行しています


正直言って、明らかな性的障害だと感じます
“性癖だからしょうがない”と言って犯罪を犯してしまう前に
なんらかの治療プログラムを受けるべきだと思います



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■ 2005年6月 子供を対象にした出所者情報提供制度


13歳未満の児童に対しての強姦、強盗強姦、強制わいせつ
強制わいせつ目的略取・誘拐、この4つの暴力的性犯罪での服役者を対象に
出所者情報提供制度の運用が開始されました


出所予定日や、住所予定地などの情報などが法務省から警察庁に提供され
各都道府県の警察へ送られています


【きっかけとなった事件】
前年の2004年11月に起きた奈良の女児誘拐殺人事件


殺人・強制わいせつ目的略取・誘拐の罪に問われ
2006年に被告Kに死刑判決が下され2013年に大阪拘置所で死刑が執行されました



■ 平成11年法律第52号


《児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律》



児童買春  5年以下の懲役または300万円以下の罰金
      ※ 被害児童の告訴がなくても処罰されます


児童ポルノ 3年以下の懲役または300万円以下の罰金


もしくは、5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金



■ メーガン法 ( ミーガン法)【Megan's Law】
1994年、10月アメリカニュージャージー州で成立
現在は、アメリカの全ての州で成立しています
常習性犯罪者から子供を守ることを目的とした性犯罪防止法案です


性犯罪で有罪判決を受けた元受刑者の住所、氏名、顔写真犯罪歴などの詳細な情報を
ネットで15年間公開しています
それにより地域社会において監視可能となり子供達を守れる法案となっています


また、特定の前科前歴者に対しては衛星利用測位システム(GPS)の装着などを
義務づけています



【きっかけとなった事件】
同年、1994年7月に起きた7歳の少女への誘拐・暴行・殺害事件


同年、被告は懲役14年の実刑が下されました
法案には、被害者少女の名前がつけられています



■ まとめ


なんの落ち度も無い子供達が性被害に遭遇してしまう悲しいニュースが流れると
とても居たたまれない気持ちになってしまいます


子供達を性犯罪から守るには地域の協力が不可欠だと思いますが
メーガン法のような制度も必要だとも強く感じます


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written by tenten616(CW)